総裁選2025コラム
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2025
9月22日告示 10月4日投開票
自民党総裁選挙とは、自民党の代表である「総裁」を選ぶ選挙です。9月22日告示、10月4日投開票です。
今回の自民党総裁選は現総裁の石破茂氏が任期途中での辞任を表明したことに伴い実施されます。元総務大臣の高市早苗氏、元経済安保相の小林鷹之氏、官房長官の林芳正氏、農水相の小泉進次郎氏、元幹事長の茂木敏充氏の5名が立候補を予定しています。全員が前回2024年の総裁選からの再挑戦で、初の総裁の座を目指します。
昨年の衆院選や今年の参院選の連敗を受け、停滞した党勢回復が喫緊の課題です。また、両院が少数与党となる未曾有の事態の中で政権運営を安定化させるためのかじ取りも迫られています。党の「解体的出直し」による再生を断行し、国民からの信頼を回復できる新しいリーダーに選ばれるのは?
コイズミ シンジロウ
44歳(男)
衆議院神奈川11区(当選6回)
農林水産大臣(現職)/環境大臣、気候変動担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力防災)、党選挙対策委員長
1981年生まれ、神奈川県横須賀市出身。大学卒業後にアメリカの大学院で政治学部修士号を取得。その後は米国戦略国際問題研究所(CSIS)研究員、父で元総理の小泉純一郎衆院議員秘書などを務め、2009年の衆院選で純一郎氏の後継候補として自民党公認で立候補し初当選した。安倍晋三内閣時代の2019年には環境大臣に就任し、石破茂内閣では今年5月に前任の辞任を受けて農水大臣に就任。前回の総裁選に続き、再挑戦となります。
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コバヤシ タカユキ
50歳(男)
衆議院千葉2区(当選5回)
経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(科学技術政策 宇宙政策)、防衛大臣政務官
1974年生まれ、千葉県市川市出身。大学卒業後に大蔵省(現・財務省)に入省、在職中にアメリカに留学し公共政策を学んだ。在アメリカ大使館で書記官を務めるなどしたのち退官。2012年の衆院選に自民党から立候補し初当選した。2016年の安倍晋三内閣時代に防衛大臣政務官に就任、2021年の岸田文雄内閣で初代の経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(科学技術政策 宇宙政策)として初入閣を果たした。総裁選には前回に続く2度目の挑戦。
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タカイチ サナエ
64歳(女)
衆議院奈良2区(当選10回)
総務大臣、経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(マイナンバー担当)、党政調会長など
1961年生まれ、奈良県奈良市出身。大学卒業後は松下政経塾に入塾、その後渡米し下院議員の事務所に勤務した。大学教授、キャスターなどを経て1992年の参院選に無所属で立候補するも落選、翌1993年の衆院選に無所属で立候補し初当選した。自由党や新進党を経て、2000年の衆院選から自民党公認で立候補している。2014年に総務大臣、2018年に衆議院議院運営委員長にいずれも女性として初めて就任した。総裁選には2021年、2024年に続く3度目の挑戦となる。前回は決選投票で敗れ、次点に。
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ハヤシ ヨシマサ
64歳(男)
衆議院山口3区(当選2回)、参議院山口選挙区(当選5回)
内閣官房長官(現職)/外務大臣、農林水産大臣、文部科学大臣、防衛大臣など
1961年生まれ、山口県出身。大学卒業後は一般企業に勤務、アメリカの大学院へ留学したほか、大蔵大臣だった父・義郎氏の大臣秘書官などを務めた。1995年の参院選に立候補し初当選、2019年まで5回連続当選を果たしたのち、2021年から衆院選に2期連続当選。2008年の福田康夫内閣時代に防衛大臣として初入閣、以降は農林水産大臣、文部科学大臣、外務大臣を歴任したのち、2023年から岸田文雄政権と現在の石破文雄内閣で官房長官を務める。総裁選には2012年、2024年に続く3度目の立候補となる。
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モテギ トシミツ
69歳(男)
衆議院栃木5区(当選11回)
外務大臣、経済産業大臣、党政調会長、党幹事長、党選挙対策委員長
1955年生まれ、栃木県足利市出身。大学卒業後、一般企業勤務やアメリカ留学などを経て、1993年の衆院選に日本新党から立候補し初当選。1996年の衆院選は自民党から立候補し当選し、2003年の小泉純一郎内閣時代に初入閣して以降、閣僚としては経済産業大臣や外務大臣など、自民党役員としては幹事長や政調会長などの要職を歴任した。総裁選への立候補は前回に続く2回目。
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※候補予定者の年齢は投票日時点の年齢となりますので閲覧時点の年齢とは異なる場合がございますので予めご了承ください。
総裁選の仕組みは党則「総裁公選規程」に則って実施されます。
投票はどうやるの
総裁選では「議員票」と「党員票」の2種類の得票数を競います。
「議員票」は自民党所属の国会議員295人(衆議院195人、参議院100人)が1人1票を投じます。もう一方の「党員票」は議員票と同数(295票)ですが、全国の得票を集計したうえで各候補者の得票数を1、2、3と整数で割り商が大きい順に票を割り振る「ドント方式」で計算します。
過半数を獲得する候補者がいない場合は上位2名で「決選投票」を行います。
党員票とは(誰でも投票できるの?)
自民党の規定では日本国籍の20歳以上で、2023年と24年の2年間に党費・会費を納めた党員・党友が選挙権を持ちます。
決選投票とは
1回目の投票で過半数を獲得した候補者が出なかった場合、上位2人による決選投票となります。決選投票は、国会議員の投票(295票)に加えて各都道府県連からの票(47票)によって行い、得票数が多い候補が当選者になります。このときの各都道府県連の投票先は、各地で最も多く党員票を獲得した候補者となります。
前回の選挙結果:
自由民主党総裁選挙2024