自由民主党
総裁選挙

63歳（女）

衆議院奈良2区（当選9回）
経済安全保障担当大臣（現在）／総務大臣、内閣府特命担当大臣（マイナンバー担当）、党政調会長

1961年生まれ、奈良県奈良市出身。大学卒業後は松下政経塾に入塾、その後渡米し下院議員の事務所に勤務した。大学教授、キャスターなどを経て1992年の参院選に無所属で立候補するも落選、翌1993年の衆院選に無所属で立候補し初当選した。自由党や新進党を経て、2000年の衆院選から自民党公認で立候補している。2014年に総務大臣、2018年に衆議院議院運営委員長にいずれも女性として初めて就任した。総裁選は2021年に初挑戦し敗れている。

49歳（男）

衆議院千葉2区（当選4回）
経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣（科学技術政策　宇宙政策）、防衛大臣政務官

1974年生まれ、千葉県市川市出身。大学卒業後に大蔵省（現・財務省）に入省、在職中にアメリカに留学し公共政策を学んだ。在アメリカ大使館で書記官を務めるなどしたのち退官。2012年の衆院選に自民党から立候補し初当選した。2016年の安倍晋三内閣時代に防衛大臣政務官に就任、2021年の岸田文雄内閣発足時に内閣府特命大臣として初入閣を果たし、経済安全保障や科学技術政策などを担当した。

63歳（男）

衆議院山口3区（当選1回）、参議院山口選挙区（当選5回）
内閣官房長官（現在）／外務大臣、農林水産大臣、文部科学大臣、防衛大臣など

1961年生まれ、山口県出身。大学卒業後は一般企業に勤務、アメリカの大学院へ留学したほか、大蔵大臣だった父・義郎氏の大臣秘書官などを務めた。1995年の参院選に立候補し初当選、2019年まで5回連続当選を果たしたのち、2021年に衆院選に挑戦し当選した。2008年の福田康夫内閣時代に防衛大臣として初入閣、以降は農林水産大臣、文部科学大臣、外務大臣を歴任したのち、現在は岸田文雄内閣の官房長官を務める。

43歳（男）

衆議院神奈川11区（当選5回）
環境大臣、気候変動担当大臣、内閣府特命担当大臣（原子力防災）

1981年生まれ、神奈川県横須賀市出身。大学卒業後にアメリカの大学院で政治学部修士号を取得。その後は米国戦略国際問題研究所（CSIS）研究員、父で元総理の小泉純一郎衆院議員秘書などを務め、2009年の衆院選で純一郎氏の後継候補として自民党公認で立候補し初当選した。安倍晋三内閣時代の2019年には環境大臣に就任し、男性としては戦後最年少となる38歳での初入閣を果たす。前回の総裁選では河野太郎氏を支持した。

71歳（女）

衆議院静岡1区（当選7回）
外務大臣（現在）／法務大臣、内閣府特命担当大臣（少子化対策・男女共同参画）、党女性局長

1953年生まれ、静岡県静岡市出身。大学卒業後は民間シンクタンクに研究員として入所、アメリカ留学中には上院議員の政策スタッフを務めた。1996年の衆院選に無所属で立候補するも落選、自民党に入党したが2000年の衆院選に再び無所属で立候補し初当選、のちに自民党に復党した。総務大臣政務官、総務副大臣を経て、安倍晋三内閣時代の2014年に法務大臣に就任し初入閣を果たした。2023年には岸田文雄内閣の外務大臣に就任した。

68歳（男）

衆議院岡山5区（当選7回）
内閣官房長官、厚生労働大臣、内閣官房内閣人事局長、党総務会長

1955年生まれ、東京都出身。大学卒業後に大蔵省（現・財務省）に入省。内閣官房副長官秘書官、主計局主査、農林水産大臣秘書官などを経たのち退官した。1998年の参院選に無所属で、2000年の衆院選に自民党から立候補したがいずれも落選。2003年の衆院選に自民党から立候補し比例中国ブロックで初当選を果たし、2009年に小選挙区（岡山5区）に移った。閣僚としては厚生労働大臣や官房長官などを歴任、自民党役員では総務会長も務めた。

61歳（男）

衆議院神奈川15区（当選9回）
デジタル大臣など（現在）／行政改革担当大臣、内閣府特命担当大臣（沖縄及び北方対策、規制改革）

1963年生まれ、神奈川県平塚市出身。アメリカの大学で比較政治学を学び、在学中には大統領選の候補の選対本部でボランティアも経験、卒業後に帰国し一般企業に勤めた。1996年の衆院選に自民党から立候補し初当選。2015年の安倍晋三内閣時代に初入閣を果たすと、外務大臣や防衛大臣を歴任。コロナ禍の菅義偉内閣ではワクチン担当大臣を務め、岸田文雄内閣ではデジタル大臣としてマイナンバーカードの普及に取り組んだ。

67歳（男）

衆議院鳥取1区（当選12回）
防衛大臣、地方創生・国家戦略特別区域担当大臣、農林水産大臣、党幹事長、党政調会長

1957年生まれ、鳥取県出身。大学卒業後に銀行に勤めたが、鳥取県知事や参院議員を務めた父・二朗氏が亡くなった際、二朗氏の友人である田中角栄氏から政界入りを薦められ、1986年の衆院選に立候補し初当選した。農林水産大臣のほか、防衛庁長官や防衛大臣といった国防の要職を担った経験もあり、自民党役員としては政調会長や幹事長などを歴任。今回の総裁選は5度目の挑戦となり、2012年には1回目投票で首位も安倍晋三氏に決選投票で惜敗した。

68歳（男）

衆議院栃木5区（当選10回）
党幹事長（現在）／外務大臣、経済産業大臣、党政調会長、選挙対策委員長など

1955年生まれ、栃木県足利市出身。大学卒業後、一般企業勤務やアメリカ留学などを経て、1993年の衆院選に日本新党から立候補し初当選。1996年の衆院選は自民党から立候補し当選し、2003年の小泉純一郎内閣時代には当選3回ながら初入閣を果たした。閣僚としては経済産業大臣や外務大臣など、自民党役員としては政調会長や幹事長など、これまで数多くの要職を歴任してきたが、総裁選への立候補は今回は初めてとなる。